ノロウイルスの症状

スポンサードリンク

ノロウイルスは感染してから症状が出るまで24~48時間(平均36時間)で、主な症状は吐き気、嘔吐、下痢、腹痛、発熱(38度以下)などです。また感染していても発病しない場合や軽い風邪のような症状の場合もあります。通常1~3日で治りますが、症状が改善した後も1週間程度(中には1ヵ月程度)は糞便中にウイルスが排出されています。適切な処置を行えば死亡することはまずありませんが、体力の弱い幼児や高齢者は重症化しやすく、死亡する場合もあるので細心の注意が必要です。現在ノロウイルスに効果的な抗ウイルス剤がないので、特にひどい脱水症状の場合は点滴をするなどの対症療法が行われています。

ノロウイルスの感染経路

ノロウイルスの感染経路のほとんどが経口感染で、ウイルスに汚染された二枚貝(カキ、アサリ、ハマグリなど)を加熱調理が不十分な状態で食べることにより感染します。またノロウイルスは感染力が強く、ウイルスに感染した食品に触れた手指や調理器具などを介して汚染された食品を食べて感染したり、ウイルス感染者の糞便や嘔吐物が乾燥し空気中に漂ったり、咳などから飛沫してウイルスが口に入って容易に二次感染する場合があります。ノロウイルスは低温に強く、ごくわずかなウイルスが侵入しただけでも感染や発病すると考えられています。井戸水や簡易水道などの消毒が不十分で摂取した場合、感染規模は拡大します。

ノロウイルスの感染予防

スポンサードリンク

ノロウイルスの感染を予防するには、日頃から薬用石鹸や消毒液などを使って指先から腕までしっかり洗い、うがいをすることが有効です。手洗い後はペーパータオルなどを使用し、ウイルス感染者の糞便や嘔吐物には直接触れないよう手袋をするなど、二次感染にも注意しましょう。またウイルスに汚染された疑いのある食品(貝類など)は、湯通し程度の加熱では除菌できないので、中心部まで十分加熱できるよう85℃以上で1分間以上熱を通し、包丁やまな板、食器などの調理器具は、洗浄・熱湯や塩素系漂白剤で殺菌して常に清潔を保つことも大切です。食品を扱う人は特に注意を払い、毎日の健康チェックを行いましょう。